夢の中にいる気分
「岸担です。」
そう名乗らせていただいてもう3年になる。
きっかけは少クラ。
岩橋担になったばかりの友人に「最近のJr.はすごい。」と半強制的に見せられた。
2015.05.13
友人に「NHKであるから!見て!」と言われてNHKをつけたがキラキラした美少年たちは映らず。
次の日BSだったという衝撃の事実を知る。
2015.05.15
「少クラの再放送があるから見て!」と言われる。BSをつけてみたが映らず。
次の日水曜とは時間帯が違うというまたまた衝撃の事実を知る。
2015.05.20
1週間待ち「今日こそ見るね!」と意気込む。
友人に「今週少プレやねん。」………はて?
少プレとは………?
神様のイタズラか………?
2015.05.27
少クラセレクションスペシャル
やっっっっと……‼︎‼︎‼︎
やっっっっと会えたな号泣(嘘)
でも登場人物がたくさん出てきて何が何だか全然わからん。それにJr.って聞いてたのに大きいな…。YouTubeで欲レ厨の友人から教わっていたじぐいわはなんとなくわかる…あれ?じぐいわいっぱいいる…(混乱)
当時バリバリにV6ヲタやってたから若い子の区別がつかない私。
とりあえず来週も見てみるか。
それまでの間にできる限りの予習をした。
ガムシャラを漁り、まいジャニを漁りまくった。(まいジャニだけは5月からリアルタイムで見れた)
速度制限なんてそんなもの関係なかった。
まいジャニのおかげで関ジュはすぐ覚えられたが、東京の子たちはジャニーズJr.という括りが多くて全然覚えられなかった。
そして、2015.06.03
私の目に飛び込んできたのは
「勝つんだWIN!」でした。
暇さえあればずっと見ていたまいジャニの
"しょうれん"がいる。
Jr.のトップだと聞いていた"じぐいわ"がいる。
デビュー組の歌じゃないの?
すごい完成度、人気、若さ、勢い……。
デビューするかもしれない。
そして2015.06.05
「テレ朝夏祭り応援サポーター」決定。
翌日2015.06.06
新聞に大きく載るキンプリ。
何が起きているのかわからなかった。
所詮、期間限定だと、キンプリをよく思わないたくさんの人に叩かれていた。
ファンもたくさんいるし、自分自身いわゆるセンタータイプを好きになる傾向がない。
そう自分に言い聞かせながらももう手遅れだった。
キラキラした真っ直ぐな目のなかにデビューへの闘志を燃やしている彼らにとっくに惹かれていた。
……初めてのJr.担、デビューという夢をキンプリと一緒に追わせてくれませんか?
それから
いじられキャラで最初はサルにしか見えなくて
天然で全てに全力な岸くんに惹かれ、
演技を見てどんどん沼に落ち、
岸担を名乗る頃、
気付いたら Mr.KingvsMr.Princeは解散していた。
サマステのチケットは外れてまだ1回も生で見ていない。
あんなに勢いがあったのにどうして?
あんなに6人が楽しそうだったのにどうして?
PrinceだけMr.がなくなったのは……どうして?
悲しいとか悔しいとかはもちろんあったけど、疑問が大きかった。
Princeのなにがダメだった?ファンがダメだった?浮かれてたバチが当たった?
Princess鬱期って感じでした(笑)
そんな寒い冬を乗り越えた2016.03.20
突如舞い込んだニュース。
いかがわしい見出し(コラ)とともに発表されたPrinceの冠番組「真夜中のプリンス」。
少クラ以外の唯一のJr.の番組「ガムシャラ」が終了し、誕生したのが真夜プリ。
またたくさん叩かれた。正直Prince担も怖かった。荷が重すぎる気もしていたけど、Kingに負けないためにも全力で盛り上げた。
最初はたどたどしかった真夜プリも、ジャニーズJr.dexでは頼もしいバラエティ班に成長していたPrince3人が誇らしかった。
真夜プリが決まった頃、Mステでセクゾのバックについたり、歓迎魂のバックについたり、MステでキンプリとしてBTNを披露、春の野球大会、ジャニフワが決まったりした。
それでもやっぱり格差はあったし、辛い時期はあったけど
Princeは絶対に幸せにしてくれる。
そう確信していた。
Princeが以前、雑誌で「Jr.は個人勝負。グループのメンバーにはこだわらない。」みたいなことを語っていた。
ショックを受けるPrince担とは逆に、私は少し嬉しかった。
それはPrinceが嫌いとかではなく、そういう闘争心やシビアな面を3人がプロとして持っていることが。
どんな形でもデビューしたいという野心が素敵だと感じた。
Prince PrincessやFTG、描いた未来〜たどり着くまで〜など素敵なオリ曲をたくさん頂き挑んだ夏のサマステ。
明らかに今までのPrinceと違うことが一ファンの私にも分かった。
Princeがつくる柔らかい空気が好きで、それを現場で直に肌で感じることができた。
Prince3人が大好きだ。
キンプリHiB公演では大人になった彼らがいた。あの頃のフレッシュさは少し減ったけど、前よりも実力と自信をつけ、相変わらずキラキラしていていた。
Princeの写真集が発表され、舞台が始まり、プリンスホテルでPrince単独公演が決まった。
そしてある雑誌で読んだ文。
(以前はグループにこだわらないと話していたが…?)
岸 う〜ん、こだわっちゃいましたね。
神 だって、できたんだもん、そういうグループが。
"3人にこだわるグループができた"
グループの変動が多いJr.界隈で育つなかで、仲間が辞めていく姿をたくさん見てきたはず。
それでも3人でデビューしたいと強く本人たちが望んでいるグループを応援できることの幸せを感じた。
プリンスホテルが落選し、ハピアイも行かないことに決めてしばらくなにもない時間を過ごすうちに「…このままJr.担辞められそうだなぁ」と考えたりした。
昔から応援していた人たちがこの時期急に降り始めたことも1つの要因としてあった。
私自身も春からは新社会人で忙しくなるし、自然と辞められるかもなぁって。
はぁーあ。デビューしてくれたら会いに行かなくてもCDやDVDやTVで会えるのになー。
なんて妄想を地元の友人たちと話していて。
カウコンのバックにもいなくても(まあ、いっかー)とゆるゆる過ごしていた1月。そんなお正月気分の抜けない1月中旬、突然の発表があった。
2018.01.17。
記者会見が開かれ、「King&Prince」としてデビュー。
……ん?デビュー…………?
今まで何度もキンプリデビューという嘘はあったけど、今回ばかりは違うと何故だか確信があった。
よくわからなかったけど泣いた。
夕方のWSでずっと応援してきた人がピカピカの衣装を着てそこに立っていた。
次の日の新聞には大きく、堂々と載っていた。
あぁ、夢じゃないんだなぁ。って
今でも夢なんじゃないかと何百回、何千回も思うけど。
そこに立っている6人は、今までのどの瞬間よりも輝いていて、綺麗だった。
紫耀くんは「自分が主犯だ」と言っていた。
どこまで強い人なんだろう…。
今までたくさんの心無い人たちから「ただの推され」だの「関西を捨てた」だの罵声を浴びてきた紫耀くん。
また盾になってくれてありがとう。
これからは5人の仲間と6人のファンが守るからね。
「まだ早いんじゃないか」という意見を出してた岸くんとれんれん。グループにそういう慎重派の意見を持つ人は必要。悩んで悩んで反対意見を出してくれてありがとう。
直談判を決めた6人、ありがとう。
ジャニーさんも言っていたように、6人が動かないと「6人」という考えはなかった。
ずっとデビューは見えなかったのかもしれない。
ファンの夢でもある、デビューという広い世界を見せてくれてありがとう。
まだKingとPrinceの3:3を応援したい気持ちもすごくわかるし、
MAGIC、なにわ皇子、Kin Kan時代を楽しそうに笑いあって過ごしていた大好きな人たちの記憶は忘れられないから、懐古したくなる気持ちにもなる。
今はまだKing&Prince6人を純粋に応援できる人がほとんどじゃないかもしれない。
だけど、これからもっと6人のことを知ってもっともっと好きになりたいな。
いや、なります。
改めて
デビュー、おめでとうございます。
これからもずっとずっと応援させていただきます。
岸くんがいつも言ってくれる
「もっともっと綺麗な景色」をこれからも一緒に見れますように。
〜☆ おわり ☆〜